『日本奇術文化史』(A Cultural History of Japanese Magic) |
中国の奇術研究家・魔幻先生発見の世界最古の伝授本「神仙戯術」(1510年発行)について記述したところ。(上図)
・第一部 日本奇術の歴史「奈良時代~現代までの日本奇術の歴史」
・第二部 日本奇術演目図説「日本手品234種を図説」
・第三部 資料編「日本奇術書解題(江戸時代)・日本奇術書目録(江戸時代)・日本奇術用語集・日本奇術人名事典(江戸時代~昭和期までの約650人の奇術師の氏名と略歴等)
※本書は文化庁補助事業により刊行されました。
※明治以降の日本における西洋手品については、記述していません。
※本書は市販されていません。
◆公益社団法人日本奇術協会顕彰
2017年2月12日、著者の河合勝と長野栄俊が平成28年度日本奇術協会賞を受賞しました。
◆『東京かわら版』(2016年8月号)の「演芸界最新情報 TOPICS」欄に紹介されました。
画期的な研究書『日本奇術文化史』
本書に関する記事が、以下の新聞3社に紹介されました。
◆福井新聞 2016年(平成28年)6月20日(月)朝刊 論説
「日本奇術文化史」刊行
歴史、創意工夫に新たな光
◆読売新聞 北陸福井 2016年(平成28年)4月25日(月)朝刊
ズームアップ 35
手品のルーツたどる
日本奇術文化史を著した 長野栄俊さん 44(福井市)
◆福井新聞 2016年(平成28年)4月22日(金)朝刊 文化面
日本奇術の〝教科書〟
県立図書館の長野さん 研究家・河合さん(愛知)と共著
演目の図版、発見盛る
◆中日新聞 2016年(平成28年)4月1日(金) 朝刊 文化面
伝統の日本奇術に光
研究者の2人の共著刊行
歴史や演目、図説も
日本の伝統的奇術の歴史、演目を総合的にまとめた画期的な書籍『日本奇術文化史』が刊行された。400ページを超える力作。奇術研究者と歴史研究者がタッグを組んで密度の高い検討を重ね「今後50年は使ってもらえる基本図書」に仕上げた。